>火垂るの墓は戦争の悲惨さを書きたいじゃなくて節子と2人だけの生活という理想世界を手に入れるも故に社会との接点が失われ自滅していく現代の若者を投影した清太だぞ

その通り。戦争が悲惨だから心を打つのではなく、子供の「ありがちな誤った決断」が美しくも破滅的な結末を導く、そこにもしかするとあったかもしれない自分の将来(を安全なところから眺める)から涙が出るわけで

トムソーヤーが焚書に遭ったのはトムが生き延びたからだが、火垂るの墓は主人公が全滅だから発禁にならない、のかね

きっしょ

兄貴の行動にムカつくから、二度と見ねぇ

お粥って汁の方にも栄養出てるんだから単純に栄養失調だろうな

清太って今の時代だとタダ飯食らいのニートな上に居候先に悪態ついてるゴミだからな

ドイツ人メンタルおかしいからハッピーエンドより
絶望的な鬱展開の映画が大好きだぞ

想像力乏しい人多いのが心配だな
少年がくだした決断を今の感覚で語ってなんの意味がある　
疑問に思ったらtvから離れて行動するんだ
戦災孤児の人たちの語りイベントに行くのもいいし、図書館で資料探すのもいい。

節子が希望をただただ叶えた優しい兄を描いたんだと思う
節子が嫌と言うから出ていったり

今の豊かな時代だから
清太はこうすべきだったってIFも言えるけど
実際あんな混乱期の孤児だったら、一時の感情や不十分な情報から判断ミスするのも仕方ないわ。

何が辛いって、ミスった子供が容赦なく餓死する所やと思う。戦争はあかんわ

昔の視点で見ればなおのこと働けカスだろ。もう兄１４ぐらいじゃなかったっけ？
同じ戦中孤児の人が批判してたの見たことあるぞ。
そりゃそうだろ。だっておばさんに頭下げとけばいいだけのイージーモードだもの

空襲来るレベルでやめたらもっとえぐいことなってただろうが

なお原作者
・妹（節子のモデル、赤ん坊）の食事を奪う
・妹の夜泣きが五月蝿いのでぶん殴って気絶させる
・妹の食事横取りしすぎて妹が餓死
・呼ばれた結婚式でいきなり何もしてない新郎に右ストレート

現実の野坂はクズ兄だったから贖罪で清太を優しい兄に描いてるっていうけど、映画でもよく見るとちゃんとクズに描かれてるぞw
それに気がつけないのは、初見だと「清太視点」になるように作られるから。
(おそらく意図的に)
そして重大な部分ほど、鏡としての他者がいない場などで、実にサラリと描かれてる。
深層心理では罪と認識している行動を、無意識的に行っている事に清太自身が気がついてないからね。

火垂るの墓はよく「救いが無い話」って言われるけど、実際、清太は公開時点(1988年バブル真っ盛り)でもいまだに罪の核心に気がついてないから、無間地獄から抜けられずに、毎晩毎晩、三ノ宮駅に現れては節子と二人の暮らしから死までをループしてるんだろう。
映画の時点で一体、何周目なんだろうな。
で、最後はホタルの光に包まれた幻想の節子の前で、優しい理想の兄として振る舞って偽りの平穏を得てる。
今度もダメなんだろうね。

後に「千と千尋の神隠し」の電車のシーンで、ホームに佇むおかっぱの女の子の影が「節子では？」と話題になったけど、もし本当なら、本物のせっちやんの魂は、この世とあの世の途中のホームで、いつまでも来ないお兄ちゃんの魂をずっと待ってるのかもな。

清田と同じ年頃に清田に同情できてたのなら清田を叩く筋合いはないやろ

１８の絵の構図がうまいよな
壊れた和傘持たせたせいでそこだけ浮いて見える光背効果ほんとすこ

ボンボンの中学生がしっかりしてる訳ないし、自立してる訳ないし大人に従順な訳ないし妹を守れる訳もない
リアルだったし清太が他の子供らに劣るとも思わない

なぜ泣けるのかがわからない。
誰の気持ちになればええねん。